オスグッド病は、成長に伴う骨の病気ではありません。早期改善が可能です。

サポーターやテーピングについて

オスグッド病のサポーターやテーピングについて

オスグッド病と診断されると、
サポーター、テーピング、湿布などの治療法を取る方も多いです。

サポーターやテーピングなら、
値段も手頃だし、なんとなく効果ありそうな気がしますよね。

しかし、本当に
効果があるのでしょうか。

長年オスグッド病を見てきたプロの目から、
良いところと悪いところをみていきましょう。

オスグッド病に湿布は有効か

病院で処方される湿布や、
最近では、市販の貼り薬にも、
ロキソニンなど痛み止めの成分入りの湿布もありますので、
炎症を抑えるという意味では効果があります。

おそらく、軽傷のオスグッドであれば、湿布で痛みを抑え、
運動しながらでも自然治癒していくケースもあります。

ただ、
中程度以上のオスグッド病の場合、
湿布程度では、痛みが全く変わらないか、
痛みが少し楽になる場合でも、
逆に、痛みが引くことで無理をするきっかけになり、結果的には
症状がひどくなるケースがとても多いと感じています。

痛みが減ることと、治ることは全く別と考えることが大切です。

オスグッドサポーターについて

オスグッド病に用いられるサポーターには大きく2種類あります。

1、ひざ全体を覆うもの

膝全体をガッチリと覆うサポーターに関しては、
ほとんどの場合は痛みを抑える効果はないと考えています。
あるとすれば、外からの大きな衝撃に対する保護ぐらいでしょうか。

関節は可動する部分ですので、その可動を妨げることによって、
関節そのものにストレスを与えてしまいます。
そして、
より関節周囲の緊張が高まることが多く、
オスグッドが悪化する可能性があるので個人的にはオススメできません。

(薄い伸縮するサポーターの場合は問題ないと考えております)

2、オスグッド痛みのある部分の上部を押さえるもの

オスグッドの上を押さえるタイプのサポーターに関しては、
痛みを止めるという意味では、
オスグッドが軽傷の場合や、
サポーターの形状と膝の形の相性がいい場合は、
痛みを抑える効果があります。

しかし、これも中程度以上の場合は、痛みが減らない可能性もたかく、
サポーターの形状と膝との相性が良くない場合は、
サポーターの突起部分が患部に接触して、
余計に炎症がひどくなるケースもあります。
サポーター使用で悪化したケース

有効な使用法としては
装着すると痛みが減少する相性のいい場合は、
いつもつけるのではなく、
大切な試合など短時間の使用にとどめるのが良いかと思います。

装着しても楽になる感じがないものは使用しない方が賢明です。

これらのサポーターは、
治すためというより、
一時的な痛み止めと考えて使用する必要があります。

道具には必ず、メリットとデメリットがありますので、
良い道具も使い方を誤ると、悪化の危険があります。