オスグッド病は、成長に伴う骨の病気ではありません。早期改善が可能です。

オスグッド病Q&A

オスグッド病について

オスグッド病は治りますか?

オスグッド病は、
大腿部の筋肉の緊張による筋肉の痛みです。
病気ではないので、
筋肉が緩めば痛みはとれ短期間で問題なく運動できるようになります。

オスグッド病は何が原因なのでしょうか?

基本的には、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が硬くなり、
膝の下(脛骨粗面)を引っ張ることによっておこる筋肉の痛みです。

太ももの筋肉が硬くなる原因は、
股関節の動きの問題、足首の動きの問題や、
以前にした怪我の影響(捻挫など)内臓の機能の低下などが影響する場合もあります。
原因の要素が多いほど、回復しづらいと感じています。
詳しくは、オスグッド病の原因をご参照ください。

 

オスグットは成長痛なのでしょうか?

医学的には成長痛というものはないといわれています。
成長期には原因のわからない痛みがよくおこることから、
成長期の痛み=成長痛
といわれるようになりました。

しかし、本当は、オスグット病は成長とはかかわりない、
大腿4頭筋の過緊張によるひざ下の筋肉の痛みです。
筋肉の緊張をやわらげてあげれば、成長期でも痛みはとれ、
問題なく運動できるようになります。

逆に、緊張がとれなければ、大人になっても痛む場合も、
少なからずあります。

太もものストレッチは効果はありますか?

オスグッド病は、大腿四頭筋という太ももの全面の筋肉が、
硬くなって発症する症状です。

ですから、その部分を引っ張ると、
余計に症状が悪化する可能性があります。

大腿四頭筋の張りは、
股関節や、足首との関連が強いので、
そのあたりをほぐす方が効果が高いです。

オスグッド病の効果的なストレッチに関しては、
オスグッド病のためのストレッチをご参照ください。

 

アイシングは効果はありますか?

アイシングは冷やすことで痛覚を麻痺させる効果があります。
運動して痛みがでたらアイシングをすれば一時的に痛みがひくことがあります。
そのまま安静にするのであればよいのですが、
痛みが引いたらまたすぐに運動するのであれば、
アイシングという行為が逆効果になってしまいます。

オスグッド用のサポーターは効果はありますか?

オスグッドの出っ張った部分の近くを押さえるタイプのサポーターは、
つける人の膝の形状と相性がよければ、
痛みが軽減する効果があります。

しかし、相性が悪い場合やズレてしまう場合は、
痛い部分に接触してしまい、逆に炎症が悪化するケースもあります。
つけてみて、違和感があるようであればはずしたほうがよいと思います。

休む場合、どれぐらいの期間休めば良いでしょうか?

休むことで治る場合は、最大で3週間程度が目安だと思います。
三週間休んでも、運動に復帰すると痛みが出てくる場合は、
体内に原因が残っている可能性が高いので、
休む期間を増やしても、再発を繰り返すことが多いです。

どういう治療院にいけばよいですか?

まずは、整形外科で診断をうけてから、
オスグッドの専門の治療院をさがされることをおすすめいたします。
家が近いからというような理由で治療院を選んだ場合は、
十分な対応がとれずに、長期化する可能性が高いです。
より詳しくは、オスグッド病のための治療院選びを読んでみてください。

回数はどれぐらいかかりますか?

個人差がありますが、当院で施術した場合、
平均的に3回ぐらいで運動をしても問題ないレベルに回復されます。
頻度は一週間に一回程度が平均的です。

近所の接骨院に20回以上通っていますがよくなりません

効果がある治療の場合、1回目か2回目で症状は大きく変化して、
痛みが減っていきます。
もし、そうならないようであれば、施術があまり効いていないと判断して、
中止した方が良いと思います
効果のない治療をつづけることは回復どころか慢性化につながります。

ひざ下のでっぱりはなくなるのでしょうか

腫れている部分は施術でひいていきますが、
軟骨の隆起した部分についてはひっこめることはできないと考えております。
また、隆起そのものは痛みとは関係がないと考えていますので、
そのままでも運動、正座などには影響はありませんのでご安心ください。

改善しないこともありますか?

オスグット病の原因はさまざまですが、
肉体的な疲労ではなく、心理的なストレスから、
自律神経の緊張を引き起こしておこるケースもあります。

競技に対するプレッシャーや、
痛みが長く続いているストレスなどによる場合改善に時間がかかる場合があります。

運動しながら治すことはできますか?

お身体の状態や練習環境によっても異なりますが、
軽症から中程度のオスグッドであれば、
練習しながらでも問題ないと思います。

再発することはありますか?

ほとんどありませんが、ストレスの要因が強い場合は、
稀に痛みがでてくることがあります。

太ももの筋肉を鍛えれば治りますか?

オスグットの大半は大腿四頭筋の緊張が原因でおこります。
そのため、筋肉をより緊張させることは悪化する可能性がありますので、
筋トレは控えたほうがよいと考えています。

走れないので上半身をトレーニングしていますがよいでしょうか

体は連動して動いています。
上半身ばかり鍛えても、かえって体の全体のバランスを崩し、
回復の妨げになるケースもあります。

休む時は、つらいと思いますが完全に休み、
集中して治療することが回復への近道だと考えています。

ほかの治療法と併用してもよいのですか?

いろいろな手法がありますが、
意図するところは先生によっても違うと思います。
できれば、一つの方法にしぼるのが望ましいと思います。

電気や湿布は効果がありますか?

電気治療には筋肉のスパズム(凝り)をとる効果がありますが、
よほど軽症でないかぎり、それだけでよくなるということはないと思います。

また、サポーターや湿布についても補助程度に考えていただければと思います。

女子のオスグットは治りが遅いのでしょうか

女子と男子ではオスグット病が発症するメカニズムが多少異なります。
そのため、男子と同様の施術では回数がかかってしまうケースがあります。
女子の場合は、全体に虚血による影響が強いので、
体をあたため、全体的に血行をよくする必要があります。
女子の症例も多くありますので
女の子のオスグッド病の原因をご参照ください。

30歳を過ぎていますがそれでもよくなりますか?

年齢はあまり関係はないと考えています。
オスグット後遺症の方は少なからずおられますが、
ほとんどの場合は問題なくよくなっていかれますのでご安心ください。

家で何かできることはありますか?

筋肉の緊張をやわらげるという意味で、入浴が一番効果があると考えています。
お湯の温度などは、ご本人が一番心地よいと思われる温度で大丈夫です。
それ以外は何もしないほうが自然治癒力が高まります。

ご自身で治したい場合は、オスグッド病の治し方をご参照ください。

 

手術は必要でしょうか?

現在はほとんどの場合は、手術は行われず、
保存療法が大半を占めています。

手術の場合、
オスグッドのでっぱりを削る手術であったり、
剥がれた軟骨を除去する手術が行われます。

しかし、リハビリ期間が必要であったり、
術後に癒着による痛みが出やすくなるなどのデメリットが多い印象があります。
手術の経験者のお話をお伺いすることがありますが、
痛みがとれなかったというかたが非常に多いです。