オスグッド病の治し方

オスグッド病を自分で治すために大切なこと

 

オスグット病は成長に伴う痛みではありません

ほとんどの子供さんはある時期、急激に成長しますが、
オスグット症を発症する人はごく一部に限られています。

オスグット病は、
成長についていけない骨の痛みと誤解されていますが、
実際は、

自律神経の緊張と
間違った対処法が原因になっておこる筋肉の痛みです。

発症後の処置が悪いために
痛みがとれにくくなっているケースがほとんどです。

発症したとき適切な処置を行えば
短期間で改善する障害だと考えています。

オスグットになりたての方も、
オスグットになって長いかたも、
このページを読んでケアに役立てていただければと思います。

4つのやってはいけないこと

その① アイシング

アイシングは、痛みを感じにくくするための、
鎮痛の手段であって、治すための方法ではありません。
冷たくなって、鈍くなっているだけなんです。

鈍くなったことを、治った、楽になったと
勘違いして運動すると、痛みが徐々に悪化、慢性化します。
詳しくは、オスグッドにアイシングは有効か?

その② 運動

オスグット病が治りづらい最大の理由は、
”オスグット病は成長に伴う痛みなのでうまくつきあうしかないという誤解です。
このために、
痛みがあっても運動させてしまいます。

患部が痛い状態で運動をすることによって、
患部の筋肉がより強く緊張し痛みは強くなり、慢性化します。
痛みがあるときは初期の段階で、
運動を休止し、
体をよく温めておけば悪化はかなりの割合で防ぐことができます。

その③ マッサージやストレッチ(重要)

オスグットは成長にともなう痛みと誤認されているため、
一般的に本質的な治療法が確立されていません。
そのために、
大腿部四頭筋をマッサージしたり、
ストレッチする手法がおこなわれることが多いです。

患部に近いところを刺激することで、
自律神経の防御作用を逆なでし、逆に慢性化がすすみます。

(ストレッチをすると一時的に血行がよくなって患部の痛みが軽減することがありますが、
時間がたつとより緊張が強くなり痛みも強くなります)

患部または、患部に近い部分に極力ふれないことが回復の近道になります。

大腿四頭筋のストレッチの弊害については、
大腿四頭筋のストレッチはやってはいけないをご参照ください

その④ サポーター

人の体は千差万別、
関節の大きさ、形なども人によって様々です。
オスグッドのぽっこりと突起した部分も、
よく観察すると、全員場所が少しずつ違います。

オスグット用のサポーターがあっていないと、
痛い部分に接触し、
逆に炎症を悪化させることがよくあります。
治りづらい方は、サポーターを外すことからはじめてください。

サポーターによって悪化したケースは、
こちらそのサポーターが回復を妨げているかもしれません

 

何もしない勇気も必要

上記の4つのケア方法は、
もっとも一般的なオスグッドのケア方法です。

しかし、これらは、一時的に痛みを少し和らげる効果があるものの、
治す方法ではなく、むしろ慢性化を招く可能性の高いケア方法です。

これらを続けることによって、
治らないオスグッドがつくられていきます。

痛いときは、何かをしたい。
それは、人間の本能のようなものです。

しかし、多くのオスグッド病の方は、
やみくもなケアによって、悪化しているというのが現実。

賢明な読者のかたは、くれぐれも、
これらを行わないように、
やみくもなケアよりも、
なにもやらない勇気がオスグッド病の早期改善にもっとも近い方法です。

どうすれば、オスグッド病が治るのか

オスグッド病の原因のコンテンツでも述べていますが、
オスグッド病の根本的な原因は、内臓にあります。

冷たい飲み物や食べ物、エアコンなどの外的な要因と、
プレッシャーや責任感などの精神的なストレスによって、
自律神経が緊張し、内臓の元気がなくなります。

内臓の元気がなくなると、
筋肉や、筋膜に十分な気血が送られなくなります。
そうすると、
全身の筋肉が硬くなり、
その中で、特に負荷のかかる部分が痛くなるというのが、
オスグッド病の根本的な仕組みです。
この仕組みを理解してケアしなければいけないんです。

大切なことは、回復を妨げる要因をなくすこと

オスグッド病を治すためにおこなうことは、
次のたったの③つだけです。

①間違ったケアを中止すること

②毎日、しっかり湯船につかり内臓を温める

③冷たい食べ物、飲み物をとらずに温かいものを摂取すること

 

この3つをおこなってください。

①で、筋肉の炎症を防ぎ、
②③で、根本的な原因である、内臓の元気を取り戻します。

そうすることで、
オスグッド病の痛みが引いていきます。

大切なことは、痛い部分に振り回されないことです。

膝が痛いから、膝に何かしようという発想をすて、
原因になっている内臓の環境を変えるという発想で取り組むことが
一番大切なことです。

オスグッド病の改善の目安

上記のケア方法を実践すると、
軽度から中程度の症状であれば、
1、2週間で痛みがひいてきます。

運動をつづけている場合、
二週間たってもいたみがひかない場合は、
運動量を減らすか、
運動を2週間程度休んだ方がよいかもしれません。

上記の対処をおこなっても、

①痛みがひかない
②痛みはひくが運動をするとまた痛む

という状態の場合、

おそらくは、

①股関節や足首などの周囲の関節の問題

②過去の捻挫などの古傷の影響

などで、通常のケースより複雑化していると考えられるので、
オスグッド病に精通した治療院で、
しっかりと治療する必要があります。

難治性のオスグッド病に対しては、
当院でも対応させていただいておりますので、
施術をご希望の方へをご参照ください